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聞きなれない不動産用語

不動産まめ知識

聞きなれない不動産用語 ~略語~

 不動産業界では当たり前に使われている言葉でも、一般の人にとっては聞きなじみがなかったり、意味がちょっと違ったりする言葉があります。その一例をご紹介します。

① 重説(じゅうせつ)
 正式には「重要事項説明」、略して「重説」と言います。売買や賃貸で契約する前には、この「重要事項説明」を買主または借主さんに行うことが法律で定められています※。
  ※ただし、不動産業者自身が所有している物件を”借りる”場合には、この重要事項説明はしなくてもよいことになっています(ただ、念のために説明することが一般的です)。

② 仲手(ちゅうて)
 正式には「仲介手数料」のこと。売買や賃貸の契約の際に不動産業者に支払うものです。

③ 元付け(もとづけ)
 売主さん・貸主さん側の不動産業者のことを「元付け業者」と呼びます。売主さん・貸主さんの側になって物件を売り出し・貸し出しの広告などを行う側を指す言葉です。

④ 客付け(きゃくづけ)
 元付けの対になるのが「客付け」。買主さん・借主さん側の不動産業者のことを「客付け業者」と呼びます。買主さん・借主さんの側になってお客さまの希望に沿った物件を探すお手伝いをすることを指します。

⑤ 美装(びそう)
 一般的には「美しくよそおうこと」という意味になりますが、不動産業者では清掃を指します。売ったり貸したりする物件をお引渡しする前に専門業者等によって清掃等することを「美装が入る」などと言います。


⑥ 居抜き(いぬき)
 主に、店舗などで設備などが残ったままの物件を「居抜き物件」と呼びます。焼き肉店を開きたい人が、かつて焼き肉店だった店舗の設備をそのまま使うことができれば費用削減になります。ですので、飲食店や店舗を開きたい人はこの「居抜き物件」を探すことがよくあります。


 不動産業者との会話や契約等のときに分からない言葉があれば、「どういう意味ですか?」と遠慮なくきいてください。知らない・分からないままご自身が不利な立場とならないためにも必要なことです。

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